プチコンで遊ぼう! (はてなブログ版)

任天堂3DSのプチコンで遊ぼう! [twitter:@eida_s]

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プチコンポーザー 遊び方

プチコンポーザー概要
スーパーファミコンのソフト「マリオペイント」の一機能である「コンポーザー」のアイデアを源流とする音楽作成・演奏ソフト。
五線譜の上に、音色に対応したアイコンを並べて曲を作っていき、演奏ボタンを押すと曲が再生されるものです。
サンプル動画集にサンプル動画がたくさんあります。
http://d.hatena.ne.jp/eidaht/20120701/1341123345

★初代プチコン時代のプログラムであるため、BEEPで音を鳴らしており、MMLとの互換性はありません。(MMLデータの出力機能はあり)


■クイックスタート
おおまかな使い方は以下の動画で ↓

音色は上に並んだキャラアイコンです。
五線譜をタッチするとそこにアイコンが置かれます。
演奏ボタンを押すと、曲が再生されます。


■モードの説明
以下の4つのモードに分かれています。
(1)五線譜編集モード
(2)演奏モード
(3)ファイルモード
(4)コマンドモード

それぞれのモードごとに操作の説明をします。


■(1)五線譜編集モードの操作
下画面に表示されます。
起動直後のメインのモードで、ここで五線譜にキャラアイコンを置いて曲を編集していきます。
時間軸に沿った曲データをタイムラインと呼ぶことにし、TLと略します。
また、TLの中の単位時間をタイムと呼ぶことにします。

画面説明:

・画面上部(1行目) 15個の音色を表すキャラアイコン
・画面上部(2行目) タイムの下2桁を表示
・画面上部(3行目) 始点・終点表示 および マッピー表示
・画面中央      五線譜(2オクターブ強) キャラアイコンを並べる
・画面下部      情報表示 および 操作アイコン
・TRK  タイムラインの左端のタイムを示す
・TEMPO テンポを示す(8分音符の拍子数/分)

基本操作:
・音色を選ぶ  キャラアイコンをタッチする
・音を置く   五線譜をタッチするとその位置にキャラアイコンが置かれる
・#をつける  Lボタンを押しながら五線譜をタッチする
・音を消す   消しゴムをタッチしてから消したい音にタッチする
        再度、消しゴムにタッチすると音を置けるようになる
・タイムラインを前後に移動  十字キーの左右で移動
・タイムラインを大きく移動  Lボタンを押しながら十字キーの左右
・始点・終点への移動     画面下の矢印をタッチ
・テンポの上げ下げ  十字キーの上下で移動 および Lボタンを押しながら上下
・演奏開始   演奏開始(ラッパ)をタッチ
・終点の指定  3行目をタッチすると終点(|)が置かれる
・ループの指定 終点(|)を再度タッチすると、ループ(←)に変わる
・始点の指定  3行目をLボタンを押しながらタッチすると始点(→)

その他の操作:
・Bボタン  メトロノームON/OFF
・Aボタン  ファイルモードへ
・Yボタン  コマンドモードへ
・Xボタン  タイムライン左端位置の全音表示

応用操作(音色エディト):
キャラアイコンを長タッチ(1秒ほど)すると、音色エディトウィンドウが開く。

項目は上から、音色、音量、パンポット、半音オフセット(-13〜+5)の4つ。
十字キーまたタッチで選択項目の値を変更する。
タッチの場合は、画面中央から右をタッチすると数値が増加、左ならば減少。


■(2)演奏モード
五線譜編集モードで演奏開始ボタンをタッチすると、演奏モードになります。
演奏モードでは自動で演奏が行われます。
始点から演奏がはじまり、終点で演奏が終わります。
終点がループ(←)になっている場合は、始点に戻り演奏を繰り返します。
演奏モード中に演奏開始(ラッパ)を再度タッチするか、
Bボタンを押すと、演奏が終了し、五線譜編集モードに戻ります。
演奏モードではそれ以外の操作はできません。


■(3)ファイルモード
画面上にメニューが表示されますので、キーボードで操作を入力してください。
主にデータのファイル入出力に関する操作を行います。
・NEW   作成中のデータをすべて初期化する
・SAVE  GRPファイルにデータをセーブする
・LOAD  GRPファイルからデータをロードする
・CREATE MML  GRPファイルにMMLデータをセーブする(別項にて解説)
・QUIT  プチコンポーザーを終了する
・RETURN 五線譜編集モードに戻る


■(4)コマンドモード
画面上にメニューが表示されますので、キーボードで操作を入力してください。
タイムラインの編集をバッチ的にする操作を行います。
なお、間違えたコマンドを選んだ時は、位置指定に0を入力すると、メニューに戻ります。
・INSERT 1NOTE  指定位置にタイムを挿入。1つずつ後ろにずれる。
・DELETE 1NOTE  指定位置のタイムを削除。1つずつ前にずれる。
・COPY      コピー。開始位置、長さ、コピー先を指定。
・FILL ZERO    ゼロ埋め(タイムのクリア)。開始位置、長さを指定。
・MULTIPLY BY 2  タイムライン全体を2倍に引き伸ばす。
・MULTIPLY BY 3  タイムライン全体を3倍に引き伸ばす。
・RESAMPLE 1/2  タイムライン全体を1/2に圧縮。(データ損失あり)
・RESAMPLE 1/3  タイムライン全体を1/3に圧縮。(データ損失あり)
・QUIT  プチコンポーザーを終了する
・RETURN 五線譜編集モードに戻る


MML出力について
プチコンの仕様により、直接プログラムソースへの書き込み等ができないため、「プログラムのマージ」互換のデータを出力して、ファンクションキー経由でソースへ貼り付けます。
「プログラムのマージ」とは、プチコンまとめwikiに投稿されたプログラムです。
プログラムソースを特定形式のGRPファイルに保存し、そのGRPファイルを読み出してファンクションキーへの定義を行い、ソースへの追加を可能とするものです。
http://wiki.hosiken.jp/petc/?Toukou%2F%A5%D7%A5%ED%A5%B0%A5%E9%A5%E0%A4%CE%A5%DE%A1%BC%A5%B8 をご覧ください)

プチコンポーザーでは、ファイルモードのCREATE MMLで「プログラムのマージ」互換のGRPファイルを出力することができます。
出力されたMMLソースは、DATA文の読み取りからPLAYまで入っており、即RUNで演奏を開始することができます。

なお、音色は、260番以降にBEEPと互換の音色が入っていることから、これを利用していますが、楽器系以外は鳴らないことから、パーカッション等については自分で音色の番号を指定しなおしてください。


Let's Enjoy!!